「こんな場所で、結婚式という
特別な一日を過ごせたらなぁ」
式場見学を終え、築地駅までの帰り道では、
私も主人も同じ想いで歩いていました。
私たちが見学に行った日は、
真冬で本当に寒い日でしたが、
帰りには、預けていた靴が
ポカポカに温められていました。
大きな舞台がある会場や、
テラスでのデザートビュッフェが
楽しめる会場など、
それまでに4件ほど式場見学に行きましたが、
ゲストの心が動く瞬間は、
きっとこんな心づかいを
感じた時なんじゃないかな?と
二人で話して、治作さんに決定しました。
結婚式当日までの1年間、
招待状を準備して、衣装を予約して、
テーブルクロスの色を決めて…と
期限に追われながら、
式をゴールに結婚式を組み立てるのではなく、
二人で夫婦となって歩いていくための
有意義な時間を過ごすことができたのは、
治作さんのおかげだと思います。
唯一無二。完全オーダーメイドの結婚式。
それを実現できる場所だと思います。
-私たちの式のコンセプト-
「川のながれのように」
結婚式でお互いの大切な人が出逢い、
時間を共有し、
これからの人生が新たに作られていく様を、
川の流れに例えて式のテーマにしました。
また、2人の決意や、
染まることのないゆるぎない意志、
無限の可能性を表現すべく、
テーマカラーを「黒と少しの金」にしました。
コンセプトを始めに決めておいたことで、
テーブルクロスは全て黒、
ナプキンの折り方は
真っすぐに伸びる「タケノコ」等、
迷うことなく決定することができました。
-婚礼料理-
価格に合わせた決まったメニューではなく、
一組一組、食材から
料理長さんと打ち合わせを行い、
当日のメニューを決めます。
私たちは、お互いの出身地の名産品をメニューに組み込んで頂きました。
那須牛の霜降りステーキを
「特製醤油たれ」「山わさび」「ローズソルト」と
当日ゲストに少しでも
ワクワクしてもらえる瞬間を作りたくて、
薬味まで一緒にこだわって考えて頂きました。
お互いの出身地の名産品を
組み込んで下さる式場はありますが、
ここまでゲストファーストな婚礼料理は、
料亭婚の特権なのではないでしょうか?
-会場-
コロナ禍で帰省や旅行ができない今、
実家に帰ったような安心感、
旅館にきたような特別感、
ゲストにそんな気持ちに
なってもらえるような空間です。
また、「生きる宝石」と呼ばれる縁起物の錦鯉が
大池に数百匹と優雅に泳いでいる…。
ということは、確実に幸せになれますよね?笑
式の時間まで、親族を含めゲストは、
美しい日本庭園を眺めながら
時間を過ごすことができます。
ただの控え室ではなくて、
早めに旅館にチェックインをして、
温泉に入るか夕食を待つか
考えるあのひと時のような
最高の時間を過ごしてもらうことができました。
-スタッフの皆様-
契約当時、私たち夫婦は、お互い20代半ばで
婚礼に対して分からないことも多くありました。
しかし、プランナーの岩脇様を始め、
皆さん本当に丁寧に質問にお答え頂きました。
難しいことも実現するための方法を考えて下さり、
なにより司会の方、音響さん、カメラマンさん…と
密に連携をとって頂いたことで、
安心して当日を迎えることができました。
私たちのストーリーを大切にして
式を創って下さり、
本当にありがとうございました。
和装も洋装も美しく映える、
伝統的な美しさがありつつも
モダンな雰囲気を演出できる、
格式高くもどこか懐かしい、
東京であることを忘れさせる佇まいでありつつも、
洗練された東京(江戸)を感じる場所。
様々な可能性を秘めた場所だからこそ、
どんなカップルのお式も
特別な時間になることと思います。